零の日常

切り取った日常や想い。好きな事やイロイロ。気儘に書いていきます。

頑張れ社会人

今日はあの後(時間に追われている癖に朝からブログを更新すると云う暴挙の後)結局大急ぎで朝の家事を済ませて職場に向かいました。

 

先程夜に入っていた予定を済ませて帰宅。夜の家事を済ませ、風呂に入って、もう洗濯は明日でいいやと思い、また書きにやってきました。

 

本日二度目の御挨拶。どうもこんばんは、ヂルです。

 

今日の仕事は改装棚移動後の後始末、と言った所でしょうか。

昨日出勤だったスタッフさん達、相当頑張ってくれたんだなあと思う程売り場は形になってきていたので、自分は後始末と云う感じでした。

 

一緒のキッチンチームの女の子と一緒にまず天井のレールからとっている電気のコードを回収して回りました。デカイ脚立を引き摺って下から見れば然程高くはないけれど、登ってみると意外と高い位の高さから手を伸ばしながら。

高い場所は苦手です。

どの位苦手かと云えば、エスカレーターでも下を見ながら登れないレベル。

ショッピングモール等で2階、3階と通路から真下が見える様になっている処には近づく事も出来ないレベル。それが大きな脚立の上の方で作業してるだなんて。(時期によって店頭の天井から吊るされているタペストリーを吊るす作業が一番怖い)

でも今の仕事始めてから、そんな事言っていられなくなって脚立には登れるようになりました。高い処が平気になった訳ではないですが。誰かに助けてもらえると云う甘い考えを捨てなければいけない時、頼む位なら自分で出来る様になろうとした時、人って強くなれますね。笑

 

そんな感じで作業をして、2回目の休憩に入った時。

来年度から就職の女の子とお話をしました。

まさか自分の方が先に辞める事になるなんてなあと思いながら。

 

その子とは3年位一緒に働いたのかな?一時期はキッチンにいてくれた子でもあり、懐っこい子なのでわりとよく話した子だと思います。そんな彼女とは今日で最後の一緒の出勤でした。

 

彼女はとても明るく、笑う時はとても楽しそうに笑うし、よく話すし、社交的です。

でもたまに真面目な話をすると、とても繊細で傷付きやすい子でした。

顔で笑って心で泣いて、と云うタイプ。

本気で楽しそうな時は良いのですが、自分を犠牲にしてでも周りの人達に合わせているような。それはそれで一見楽しそうにも見えるのですが、よく見ると周りの調和の為の自己犠牲に見える。……とずっと想っていました。

 

なので休憩の最後にお節介心丸出しで、社会人になったら自分で自分を守るんだよ。自分を大切にしてくれない人の為に自分が傷ついちゃ駄目だよ、と伝えました。

 

すると夕飯前にその言葉が嬉しかったから有難うございましたと、律儀にラインをくれました。今日が最後の被りと知らなかったらしくて、ラインでワタワタしていました。

そして有難い事に「いつまで経ってもワタシのリーダーです」と言ってくれました。

確かにその子がキッチンに居た時のリーダーだったけれど、彼女は別のコーナーに移動しているし、そもそも自分は半年前にリーダーではなくなったのに。その後もずっとリーダーと呼ばれてはいたのですが、それは地位的な呼び方ではなくもうあだ名みたいな感じだったのに。笑

 

自分は人を育てるとか、人に教えるとかが絶望的に下手なのでリーダーなんて器では到底なかったです。それでも同じチームに入ってくれていた子達は、一生懸命自分の下手な説明や的確でもない指示を聞いて動いてくれる子達ばかりでした。

 

彼女達の存在の御陰で成り立っていた様な人間に、そんな言葉は勿体無い。

そう思ってライン返してたら、ちょっと泣いてしまいました。

 

頑張った事は沢山あって、サボってた事も何度もある。

人より飲み込みが遅くて、要領も悪い。

そんな自分についてきてくれていた子からのそのメッセージは、干からびた自分の心にいっぱいの幸せを注いでくれました。

 

カウントダウンが始まって以降の仕事の楽しさが異常である。

何を考えても、何をしてても、疲れたとしても楽しい。

辞める事を後悔はしていませんが、ちょっと切なくもなってしまったのでした。

 

新しい環境で1から頑張る彼女の気持ちは計り知れないけれど、少しでもその子が傷つく事無く、前向きに頑張ってくれたらいいなと心底応援しています。